2011年春アニメのBD・DVD売上（ランキング順）

 2011年春に放送が開始されたアニメDVD・BDの売上の枚数を、ランキング順に表にしています。

2011年春アニメのBD・DVD平均売上枚数（ランキング順）

2011年春アニメの平均の売上枚数です。

(出典：wiki)

「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」が売上1位でした。後に映画化、実写化もされるほどで、一般受けした作品ですね。かくいう私もアニメ版だけですが視聴して、べーべー泣いた記憶があるようなないような。めんま、みーつけた！！――みつかっちゃ……た……。かやのんこと茅野さんの初主演。ラジオの構成作家は長田さんでしたが、ひだまりラジオとは打って変わってしっとりとした番組でしたね。
また、この作品は「聖地巡礼」を流行させました。あの花は秩父ですね。もちろんあの花以前にも「聖地巡礼」なるものは存在していましたが、この作品以降、増えたような気がします。

「TIGER & BUNNY」が2位。こちらも映画化しましたね。このアニメは実際にある企業をスポンサーとして作品内に名前を出すという画期的な手法をとっています。主に女性人気が高い作品ですね。う～ん、オリオンをなぞりそう。

「Steins;Gate」が3位。こちらは今でも根強いファンがいる作品ですね。私が好きなジャンルとはかけ離れた作品なので見ることはありませんでしたが、とても人気だったことは覚えています。SFものですね。

「青の祓魔師」は女性人気が高かったです。今は亡き日曜5時枠最後のアニメ作品。深夜アニメではないので、女性ファン以外にも見た人はある程度いることでしょう。

これらのほかにも、「花咲くいろは」「DOG DAYS」「電波女と青春男」「緋弾のアリア」「Aチャンネル」など人気作品が多く存在しています。映画化や続編がある作品が多いのが何よりの証拠ですね。
ここで感じるのは、この時期から、今のアニメと毛色が似てき始めたということです。と言ってもこれはただの私の感想なので、何の根拠もありませんが。

とにかく、2011年春アニメは豊作だったのではないでしょうか。

2011年春アニメのBD・DVD1巻売上（ランキング順）

こちらは、2011年春に放送されたアニメの第1巻のDVD・BDの売上枚数をランキング順に表にしています。

(出典：wiki)

上位組の中で「Steins;Gate」の平均売上枚数だけが1巻売上枚数を大きく上回っています。これは作品の人気を物語っていますね。特にSFものなので、作品の内容を認められたということは大大大勝利なのではないでしょうか。破たんしていたら確実に売り上げは減りますからね。

ここで「日常」についても触れておきたいと思います。日常はよく、「面白かったけど売れなかった」ということが言われますが、確かに大きく売れてはいませんね。しかし、大失敗かと聞かれたら、そこまでではないかもしれません。強豪揃いの中で、むしろ頑張ったのではないでしょうか。

ニコニコ動画で散々遊ばれたせいで、知名度と売上のギャップが生じることになりました。ただこれは日常をけなす表現ではなく、「面白い」のにそれほど売れなかったというある種の褒め言葉の意味合いも含められています。
NHKで再放送されたり。ああ～日常おもしろいんじゃ～